喘息(ぜんそく)の治療を始めてもうすぐ1年になりますが、最近は発作も起こりません。しかし吸入薬はまだ続けましょうと言われました。もう症状はないのに、いつ治療は終わるのでしょうか。|岡崎市にある呼吸器科・内科

みなとクリニック

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ドクターQ&A

喘息(ぜんそく)の治療を始めてもうすぐ1年になりますが、最近は発作も起こりません。しかし吸入薬はまだ続けましょうと言われました。もう症状はないのに、いつ治療は終わるのでしょうか。

医学が発達する前、喘息は症状出現時のみ治療を行って症状が落ち着けば、気道は元通りに戻ると考えられていたため、発作時のみ治療が行われていました。しかしながら、ここ20年程の研究により喘息の本態は気道の慢性アレルギー炎症であることが判明しました。このため発作時のみ治療を行い、軽い症状や症状が出ていない時期を無治療で過ごした場合、気道のリモデリング(アレルギー炎症により破壊されること)が起きて基底膜や平滑筋の肥厚を引き起こし、気道が壊れ、発作が起きやすくなってしまいます。

 

喘息治療の教科書といえるガイドラインでも、喘息のコントロール良好状態が3~6か月間持続されてやっと治療のステップダウン(内服の薬を一つ減らすか吸入薬の量を減らす)を試みるとされております。このため症状が落ち着いても治療を全部すぐに中止するのは好ましくなく、すべての治療を止めてもよいと判断されるまでは治療続行が必要です。

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