岡崎市でCOPDの治療を受けるならみなとクリニックへ

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COPDを知る

COPDとは

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COPDとは、慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)のことで、従来は肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていました。有害物質を長期間吸い続けることにより、肺に炎症および破壊が引き起こされて発症します。

原因は、大気汚染物質や職業性の粉塵、化学物質などが分かっていますが、日本における最大の原因は喫煙です。COPD患者様の10人中約9人は喫煙歴があり、喫煙習慣のある人では10人中約2人がCOPDにかかるといわれています。

喫煙者と一緒にいる時間が長い方、職業柄埃が多い場所に長時間いることが多い方も要注意です。

身近な病気

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COPDの初期症状は咳や痰であることが多く、風邪だと思って見過ごされがちです。しかし、COPDの患者数はどんどん増えており、日本人男性の死亡原因第8位(2017年)となっています。この病気は年をとったので息切れは当然と考えられる方が多いためか、脳卒中や心疾患に比べまだまだ認知度が低く、今後も増加するのではないかと予想されています。

咳や痰、労作時呼吸困難が続いたら、必ず医師に診てもらいましょう。特に喫煙者や喫煙歴のある方は要注意です。初期の場合、普通の内科や健康診断では見逃してしまうことがあるので、必ず呼吸器専門医に相談しましょう。

COPDは治るのか?

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残念ながら、破壊された肺や気管支が元の状態に戻ることはありません。しかし現在では、進行を遅らせ、症状を軽減させることができるようになりました。そのため、早期の発見が重要なのです。

何よりも重要になのはタバコをやめることです。更に薬物療法、運動療法、食事療法などにより進行を遅らせます。適切な治療を続けていれば、症状のほとんどを抑えることができ、今まで通りの日常生活を送ることができるようになります。呼吸困難が進行した際には在宅酸素療法を行い、息苦しさの改善を図ります。

予防・早期発見が大切

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日本におけるほとんどの原因は喫煙です。1番予防効果がある治療は、タバコをやめることです。様々な治療法がありますが、禁煙しなければ症状は進行してしまいます。このためタバコを吸いながらの治療はもっての外で、まずは禁煙が必要です。

風邪やインフルエンザなどの感染症を合併すると症状が急速に悪化します。これが繰り返されると肺の機能が落ち命に関わりますので、マスクや手洗いで感染をできるだけ避けることと熱、咳、痰などの症状が出た場合、すぐに受診する事が大切です。

COPDは完治させることが困難なため、病状が悪化してからでは遅いです。少しでも咳や痰が続いたら、必ず呼吸器専門医に相談してください。

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