主人宛に自治体より肺炎球菌の予防接種の案内が届きましたが、主人は年だし注射も苦手なので打たないと言っています。任意の様ですが、打たなくても大丈夫でしょうか。打たないと罹患率は高いのでしょうか。
年だし打たないのではなく御高齢であるからこそ接種すべきです。
最近は癌や心筋梗塞、脳卒中などによる死亡に注目が集まっていますがCMで言われている通り肺炎は死因となる病気の第3位で高齢になるほど罹りやすくなる疾患です。
又、肺炎で亡くなる方の約95%は65歳以上である事からも高齢者の方は肺炎球菌の予防接種を受けるべきです。
肺炎球菌感染による肺炎は一般的な市中肺炎全体の2~3割を占めており肺炎球菌予防接種を接種して出来る抗体量の個人差にもよりますが、予防接種がカバーする肺炎球菌株が引き起こす肺炎に罹らなくなるか、罹っても軽症ですむ効果が期待出来ます。
1度接種すれば効果は5年持続するとされています。
このため5年後には再接種すべきです。
自治体および所得によって接種期間、費用は異なりますが是非接種される事をお勧めします。