顔や爪の色が悪いから病院へ行く様に勧められました。どこか悪いのでしょうか。|岡崎市にある呼吸器科・内科

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ドクターQ&A

顔や爪の色が悪いから病院へ行く様に勧められました。どこか悪いのでしょうか。

最近新型コロナウイルス感染症が重症化し肺炎になったかどうかを簡易に判定する目的で血中酸素飽和度を測定する機械が注目されています。
この機械を用いれば、数値の形でわかり易く自分の血の中にどの程度の酸素が含まれているかを診る事が出来ます。
顔色や爪の色は毛細血管中に含まれる酸素の量を反映しますので、上記の様な便利な機械が発明されるまでは診察で顔色や爪の血色が悪く白や、青白い場合に血中に含まれる酸素が少ないと判断しておりました。
このため、顔や爪の色が悪い場合は何らかの原因で体の中に酸素を取り込む肺や心臓などの臓器に障害が出ている可能性があります。
具体的には、COPD(タバコによる肺の障害、肺気腫、慢性気管支炎等)心不全(弁膜症やそれ以外の心臓疾患による心臓のポンプ機能の低下)などが考えられます。
このためその様な症状、所見がある際には早急に内科(呼吸器内科もしくは循環器内科)を受診される事をお勧め致します。

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