肺炎球菌感染症とはどんな症状が出るのですか。どのような人がかかりやすいのですか。
肺炎球菌が感染する事により起きる疾患には気管支炎、肺炎、中耳炎、髄膜炎などがあります。感染は肺炎球菌を持っている人が咳をする事により細菌が空気中に飛び散ってしまいそれを吸い込んで起こってしまいます。
気管支炎や肺炎では風邪やインフルエンザ同様の熱、咳、痰、息苦しさなどの症状が出て重症化すると呼吸が出来なくなる、敗血症になる等で死亡する事もあり得ます。中耳炎は耳痛、耳から膿が出る、熱、酷いと難聴になる場合もあります。髄膜炎だと熱、頭痛、重症化すると意識障害や痙攣を引き起こし生存しても1割程度に後遺症を残す怖い疾患です。特に罹りやすいのは2歳未満の乳幼児、65歳以上の高齢者とされておりますがどの年齢の方でも感染する可能はあります。予防はマスク、手洗い、うがいなどの一般的な呼吸器感染症予防策と同じです。
診断された場合は有効な抗生剤を投与されますが最近では抗生剤が効かない耐性菌も存在します。肺炎球菌にも以前から有効なワクチンがあり、より改良され有効性と予防効果期間に優れたワクチンも出て来ておりますので定期接種該当者の方はもちろん、持病などがあり、リスクの高い方はかかりつけ医にご相談の上、接種を是非ご検討下さい。


