70歳の母が慢性気管支炎、気管支拡張症と診断され、1日中咳をしています。もともと風邪をひきやすく、歳もあってか大変つらそうです。どのような治療をするのがいいのでしょうか。|岡崎市にある呼吸器科・内科

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ドクターQ&A

70歳の母が慢性気管支炎、気管支拡張症と診断され、1日中咳をしています。もともと風邪をひきやすく、歳もあってか大変つらそうです。どのような治療をするのがいいのでしょうか。

一次的に細菌やウイルス、マイコプラズマ等病原体が気管支に感染し炎症を起こした急性気管支炎は治療によりほとんど完治しますが慢性気管支炎はそれとは異なり気管支に持続的に病原体が感染し炎症も続く状態です。

気管支拡張症は肺炎や重篤な気管支炎で気管支が破壊された状態で慢性気管支炎同様感染が持続しています。

このため慢性的に咳や痰が続き酷くなれば呼吸困難の症状も出てきます。

気管支拡張症では血痰や喀血する時もあり、その時は生命に危険が及ぶため直ちに医療機関受診が必要です。

治療は現時点では壊れた気管支を再生させる方法は無いので気管支拡張剤の吸入内服、咳止めや痰を切りやすくする薬の内服、呼吸困難が進行すれば在宅酸素療法の適応になります。

症状を軽減するため早急に呼吸器内科を受診して下さい。

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