高齢者が肺炎で亡くなるニュースをよく見ますが、肺炎はそんなに重篤な病気なのでしょうか 。風邪とどうやって見分けるのですか。
肺炎は重篤な病気です。
主に細菌やウイルス、マイコプラズマ、真菌(カビ)などの病原性微生物が肺までに達し文字通り肺に炎症を起こすため酷いと肺から酸素の吸収が出来なくなってしまいます。息をしても酸素を取り込む事が出来ない状態になるので死に至ってしまう事があります。
近年は癌や心筋梗塞、脳梗塞や脳出血による死亡に注目が集まりますが肺炎も高齢者死因の5位あたりをキープしております。若年者でも頻度は低くなりますが死亡する場合もあります。
微生物以外のアレルギーや化学物質による肺炎もまれにあります。肺炎の症状は咳、痰、発熱、倦怠感と風邪の症状と重なりますが、一般的に肺炎の方が症状の程度が重いです。
また肺炎が重症化すると息苦しさも出て来ます。
呼吸器感染症には軽症から1.風邪(上気道炎)2.気管支炎3.肺炎と3段階あり、最初は風邪でも咳や痰の症状が長引いたり酷くなった場合や息苦しさを感じる様になった時、だるさが酷い時や高熱(高齢で弱っている方は熱が出ない場合もあるので注意)が出たら肺炎に進展している可能性が出て来ます。
肺炎かどうかは胸部レントゲン検査や採血検査で容易に診断出来ますのでその様な際には早急に呼吸器内科を受診して下さい。


